【資格概要】
土地や住宅など不動産の取引を行う際には、不動産の法律上の制限や権利関係、契約条件など、「重要事項」を明示する必要があります。この重要事項の説明を、顧客に対して行い、契約書に記名押印をするのが、宅地建物取引主任者です。
なお住宅販売会社や住宅賃貸会社など宅地建物取引業者は、5人に1人の割合で宅地建物取引主任者の有資格者を置くことが法律で定められています。このため不動産関連の国家資格では人気・知名度ともに最も高い資格の一つとなっています。
【取得方法】
受験資格に制限はないためだれでも受験可能です。試験では 「土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること」、「土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること」など、不動産に関する法的な知識が主に問われます。独学でも合格を目指すことは可能ですが、初学者の場合は、資格スクールを利用した方が効率的に学習できるでしょう。
合格後、宅地建物取引主任者として各都道府県に登録しライセンスの交付を受けるには、2年以上の実務経験が必要です。ただし合格後に、財団法人不動産流通近代化センターが実施する実務講習を受講することで、実務経験が不足していても、ライセンスを交付してもらうことができます。 |